TRIVIAわさびの豆知識
本わさびの学名は
「ワサビ・ジャポニカ」
「本わさび」は日本原産の固有種。アブラナ科で、「ワサビ・ジャポニカ」という学名がついています。
一方、西洋わさびは東ヨーロッパが原産地。日本では「岡わさび」「山わさび」「ホースラディッシュ」と呼ばれています。すりおろすと白く、粘りは少なく、辛味は本わさびよりもシャープです
そのままでは辛くない!
本わさびをそのままかじっても、辛くはありません。
わさびは、すりおろすことで細胞が壊され、辛み成分とそれを分解する酵素が混じり合い、ツーンという辛みが生まれます。本わさびの辛味は揮発性。すりおろして3〜5分でピークを迎え、その後は減衰します。
「わさびは笑いながらすれ」は名言です
本わさびをするときは、とにかく優しく!が大切。
風味、辛み、香りを引き出すためには、ゆっくり、穏やかに、円を描くようにすればOK。つい力を入れ過ぎてしまいがちなので、意識して「笑いながら」、優雅にすりおろしてみましょう。
葉も茎も花も、まるごと食べられます
本わさびは、根茎だけではなく、茎も、葉も、花も、すべて食べることができ、捨てる部分はないと言っても過言ではありません。それぞれの部位ごとに食感や風味も異なります。茎は三杯酢漬に、花や葉は天ぷらにと、さまざまなアレンジで楽しみましょう。